皆さん、こんにちは!私は新卒でIT企業に入社してから3年間、営業担当として活動しているゴン野です。今日は、IT業界でのキャリア形成について、私自身の経験を基に、意外かもしれないある資質に焦点を当てて話を進めたいと思います。
IT業界で求められる意外な資質とは?
一般的に、IT業界で成功するためには、プログラミング能力やシステム設計のスキル、またそれらの深い知識など、専門的なITスキルが求められると思われがちです。しかし、実際には「事業会社での実務経験を持つ人材」が、非常に重宝されています。この点は、多くのIT企業がお客様の課題を解決する時に、重要になる点と密接に関連しています。
なぜ事業会社での経験が重宝されるのか?
IT企業(主にSIerやITコンサル)が事業会社のお客様課題を解決する際に重要になるのが、実は技術的なものではなく、お客様が抱える実務的な問題の理解と解決です。
例えば、お客様の企業が経験する業務プロセスの非効率性や、市場のニーズに応じたサービス提供の遅延など、実際に業務で発生しているであろう課題を理解するためには、お客様のDX部門、現場部門や役員などあらゆるステークホルダーへのインタビューでキャッチアップすることが必要になります。こうした事業会社が抱える課題を解決するためには、単なる技術力よりも、業務プロセスを深く理解し、適切な技術を提案できる能力が求められます。
私も営業担当としてお客様の業務を詳しく理解することで、どのようなITソリューションが最適かを判断し、具体的な改善案を提案しています。この業務の理解こそが、お客様からの信頼を勝ち取り、私たちの提案が現場で実際に役立つことを保証しています。つまり、「事業会社での実務経験を持つ人材」こそが、お客様の課題を早く的確に理解して、最適なソリューションを提案できる力を持つとして重宝されているのです。
具体例を通じて見る価値のある経験
実際に私の周りにいる先輩Aさんの例をあげます。(私は入社以降営業担当なので、営業の方のご紹介になります。)
Aさんは元々銀行で10年以上キャリアを積んでから、私が在籍する会社へ転職されました。銀行で10年以上も務めると、営業系から事務系の役割まで経験しているので「銀行にどのような業務があり、課題は何か?」をある程度把握されていました。Aさんはその実務経験を活かして、銀行へアプローチして結果を残されています。また、銀行で勤めたことで、金融業界を浅くとも網羅的に把握することができたようです。そういった側面も活かしつつ、金融機関全般の営業リーダーとして今もご活躍されています。このようなAさんの例を間近で見ていると、お客様の課題に共感しながら提案を進めるIT営業にとって、「実務経験」は大変重宝される資質だと感じています。
無料面談を通じてキャリアの可能性を広げよう
今回、私の記事をお読みいただいている皆さんは、転職やキャリアアップ、年収アップなどをご検討されているかと思います。
SaaS企業、SIer、ITコンサルをはじめとしたIT企業への転職の実績を豊富に持つ、type転職のエージェントと無料面談をしてみてはいかがでしょうか?
IT業界での成功は、高度な技術知識だけではなく、業務を深く理解する力によってもたらされます。是非この機会に、皆さんも新たな挑戦をしてみませんか?
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